本を売る話

唐突に部屋を片付けるべく本を売りに行くことを思い立ち実行してきました。本棚から軽く1年以上触れていないものをチョイス、その他にも読まないであろう本をどんどん出していきます。一応埃を落として箱に詰めて、段ボール1箱と紙袋1つを作って持って行ってきました。最初は大手の古本屋に持って行き査定してもらうと1,010円。捨てるつもりで来たので泣く泣くサインして、買い取りできない本を別の古本屋に持って行き110円。合計1,120円となりました。

買ったときの値段と総額を考えると泣きたくなります。漫画本なんて娯楽ですからしょうがないとしても何だかなぁと思う次第。例えば流行の本でも買った瞬間に価値は二分の一くらいになってしまうのですから不思議なもんです。さらに旬を過ぎれば10円だとか買い取り不能といった10分の一以下になってしまうとなれば何だかなーといった具合。

娯楽なんですからそこは割り切るべきでしょうが、そのあたりのことを考えるなら以下のことが言えそうです。

1.買って読んだらすぐ売る。

マイナーなものはどうだかわかりませんが、流行っている物なら半額くらいの値が付くので買って読んだらすぐに売ってしまう。娯楽ですし、何より「早く続きを読みたい!」という理由で買うのであればこの方法が一番でしょう。

2.古本(中古)で買う。

早く続きが読みたい新刊でなければ中古で棚に並ぶまで待つ方法です。著者に還元されないのが問題といえますが出費は低く抑えられます。

3.買わない。

究極の方法。立ち読みで済ませる案もありますがお金が動かない点を考慮しなければかかるコストは一番低い。


といった所でしょうか。売るときはさらにアニメ化した直後などは買い取り額が上がったりするので時期を見定めることが大切だと思います。とはいえ、本に囲まれた生活というのも悪くないのであくまでバランスが大事だと思います。その人の本に対する方針にもよりますからね。